映画の良いところは、ずばり2時間ちょっとで1つの物語を完結まで見届けられることです。
アニメやドラマは何時間も見ないと最終回まで行きませんから、時間がたっぷりある時か、何日もかけて見る必要があります。
それが良いという人もいますが、一日の休みに少し時間が空いた時などに、気軽に楽しめる点では映画の方が優れています。
本やドラマ、アニメなどの最後に辿り着くまでに時間がかかる作品は、それを読み終わった、または見終わった後に、あくまで主観的ですが【はずれ】だったか【あたり】だったかわかります。
【あたり】だった場合には良いですが、もしそれが【はずれ】だったらその読んできた時間、見てきた時間は損と感じる人もいます。
それではそれまでの時間がもったいなく、それ以降は作品選びにより気を遣うことになります。
映画はその点、もしはずれだったとしても2時間ちょっとのことなので、あまり無駄な時間を過ごしたという感覚がありません。
短い時間の中に物語を詰め込むため、ダラダラと長くなりませんし、起承転結がはっきりしている話の方が多いです。よって、その時間内に飽きないというのも特徴です。
例えばアニメなら、次を見るためにまたその時間を作ったりしなければなりませんが、映画なら家で見たとしても一気に見る人がほとんどです。
だからしばらくして前の話を忘れてしまうこともなく、興奮や感動は持続します。
これらの気持ちの揺さぶられる作品を一気に堪能したいなら、映画の方がメリットが大きいと言えるでしょう。
アニメはその分かから日本国内に限ったものが多いですが、映画は吹替が用意されていたり字幕付きになっているので、全世界の作品を気軽に楽しめる点ではグローバルな作品とも言えます。